新・情報錯乱

アニメ・漫画を中心にたまにゲームの事が書いているブログです

2014年10月

昨日の続きです。

資産
 トウルーズの屋敷を見てもわかるとおり、お金持ちです。イギリス貴族だから当然ですが、いくらぐらいの資産があるのか具体的説明はありません。唯一のヒントとなるのが、エルベ村の村人のセリフです。「それに、ミリガン家といえば、イギリスきっての名門ではありませんか」
 この発言には多少のお世辞は含まれているでしょうが、ミリガン家の存在を知っているのは事実のようです。
 作中の年代は不明ですが、19世紀か20世紀初め当たりだと推測されます。インターネットが当たり前に存在している現代と違い、その頃は情報入手の手段は限られています。新聞と口コミぐらいなものでしょう。そんな状態で、隣国とはいえ他国であるイギリスの貴族の事が知られているという事は、よほど有名なのです。ミリガン家は。
 現代の日本において、隣国は韓国です。しかし、情報が一番入ってくる国といえば、間違いなくアメリカです。そのアメリカでさえ、名前などについてテレビで紹介されるのは、よほどの金持ちか有名スポーツ選手ぐらいのものです。
 エルベ村という田舎でさえ、知っているということは、貴族としての地位が高い(伯爵など)だけでなく、巨大な財力を持っているに違いありません。それぐらいでないと他国に情報が伝わるわけはないのです。おそらく、イギリス国内でも10本の指に入るぐらい資産があるに違いありません。
 ニュースダイジェストとサイトに現代のイギリスの4大貴族の推定資産が掲載されていました。1番目の貴族が約2兆円。2~4番目の貴族で約5000億円です。
 http://www.news-digest.co.uk/news/features/2766-four-distinguished-families-in-london.html

 おそらくミリガン家も2~4番目の貴族と同じぐらいの資産ではないでしょうか。

家なき子レミ (竹書房文庫―世界名作劇場)

家なき子レミ (竹書房文庫―世界名作劇場)

  • 作者: エクトル・マロ
  • 出版社/メーカー: 竹書房
  • 発売日: 2005/01
  • メディア: 文庫



家なき子レミ (テレビドラマシリーズ)

家なき子レミ (テレビドラマシリーズ)

  • 作者: エクトル マロ
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 1996/10
  • メディア: 単行本



 家なき子レミは最終回で、実の母親ともう一度、再会し、祖国イギリスに帰るというラストで終わっています。レミの実家はイギリスの名門貴族ミリガン家でした。どうやら、フランス人でも知っている程、有名な貴族のようですが、詳しい財産などは作中では語られていません。
 もしかしたら、設定資料などには詳しいことが書いてあるのもかも知れませんが、私は持っていません。作中の描写からその資産を推定してきます。


土地
①実家のあるイギリス
 イギリス内のどこにあるのかといった場所に関することは一切不明。しかし、隣国とはいえ、他国に最低2つの別荘があることから考えて、イギリス国内には1つだけでなく複数の土地を持っているのではないでしょうか。また、その広さもかなりのもののはず。
②トウルーズ
 レミがミリガン夫人と出会った場所です。かなり大きなお屋敷と牧場が併設されています。牧場がどれくらいの大きさは不明ですが、いくつかの場面から推測する限り、野球場の1つか2つぐらいは入りそうです。門から屋敷までにある程度の距離ぐらいあり、そこには立派な庭があります。おそらく、男性使用人が手入れしているのではないでしょうか。
③トウルーズのさらに南
 作中のネリーの発言からその存在だけが明らかになっていますが、具体的な場所や名称は一切不明です。しかし、トウルーズよりももっと温かい場所となっているので、かなりの南にあると推測されます。トウルーズ自体がフランスの南にあるために、フランスではなく、フランスの外の国である可能性が高いです。冬の間過ごす場所であるということから、トウルーズの屋敷同様にかなりの大きさの屋敷があるのでしょう。

使用人
 作中確認できるのは、ネリーと料理担当と思われるベテランのメイドと男性使用人の3人のみ。男性使用人の仕事内容は不明ですが、ビタリスが訪ねてきた時に門を開ける役割をしていることから、馬車の御者か庭の手入れをしている可能性が高いです。牧場を管理している人間が描かれていませんが、その広さを考えると、複数人いるものと推測されます。


長いので、続きは明日です。

家なき子レミ (竹書房文庫―世界名作劇場)

家なき子レミ (竹書房文庫―世界名作劇場)

  • 作者: エクトル・マロ
  • 出版社/メーカー: 竹書房
  • 発売日: 2005/01
  • メディア: 文庫



家なき子レミ (テレビドラマシリーズ)

家なき子レミ (テレビドラマシリーズ)

  • 作者: エクトル マロ
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 1996/10
  • メディア: 単行本



 愛少女ポリアンナ物語を見ました。これは世界名作劇場シリーズの一つで1980年代に放送されています。1部と2部に分かれています。2部の話の中心は、カリウ夫人の甥ジェミー・ケントはどこにいるのか?です。話の途中で、車椅子のジェミーがジェミー・ケントではないかという展開になります。最終回付近になると、本物のジェミーは車椅子のジェミーではなくジミー・ビーンである事があきらかになります。ですが、物語の途中でも、ある程度、推理する事はできたはずです。悩んでいるだけで、ちゃんと考えないカリウ夫人が不思議です。
 車椅子のジェミーの父親をXと呼称した上で考えた推理が下記です。

おじさんについてわかる事
・おじさんがカリウおばさんの元から突然去ったのは6年前。チヤホヤされる事が子供の教育に良くないと考えてのことだった。この事から、おじさんはカリウおばさんに探して欲しくないと思っており、また、子供の事を大切に思っているとわかる
・ジェミーの母親は既に亡くなっている
・おじさんは基本的な文字の読み書きができる

ガラクタアパートの謎の人物Xについてわかる事
・Xが書き物としていたという点と本が遺品として残されていた事実から基本的な読み書きは出来たと推測される
・Xは気難しい性格であった
・Xは子供がほったらかしている事から考えて、子供を大切にしているとは思えない
・ガラクタアパートに住んでいることから考えて経済状況は苦しかったに違いない

Xがおじさんでない根拠
①カリウ家から比較的近くの住んでいて、かつ、カリウ家所有のアパートに住んでいると偶然出くわしたりといった発見される可能性が高いので、潜伏先として不向きである
②おじさんの性格については不明だが、気難しいとはなっていないので、Xの性格と違いすぎる
③子供を大事にしているおじさんに対して、子供を大切にしていないXの行動はおかしいい。もし、おじさんがXだったら、カリウ家の前に子供を捨てればすむはずだ
④もし、おじさんがXだとしたら、足が動かなくなった子供をなんとしも救いたいと考えるはずだ。足が不自由なら大半の仕事をできなくなる。一時期的にカリウ家の助けを求めて、足が治ったら、再び去るという方法もできるのに、それが実施されていない
⑤幼少期のジェミーは子供らしいやんちゃな性格だった。それなのに、車椅子のジェミーはおとなしく礼儀正しい。6年の歳月と車椅子という状況の変化を考えても、そこまで性格が変わるだろうか
⑥何度も顔を合わしているカリウおばさんを見ても、何の反応も示さない

Xがおじさんだと調べる方法
①読み書きができたという点からアパート入居の際に、書類にサインをしているはずだ。カリウ家のアパートなので、書類をドッヂに提出させ、名前とその筆跡を鑑定する
②おじさんの指紋。残された本の指紋とカリウ家に残された指紋を採取して照合する
③子供の指紋。車椅子のジェミーの指紋とカリウ家に残された指紋を採取して照合する
④おじさんとXの血液型は不明だが、おばさんとベラと車椅子のジェミーから血液型を採取して、調べる。ただし、この方法では本人と違う事は証明できても本人だとは断定できない

少女ポリアンナ

少女ポリアンナ

  • 作者: エレノア ポーター
  • 出版社/メーカー: 偕成社
  • 発売日: 1986/05
  • メディア: 単行本



愛少女ポリアンナ物語 (絵本アニメ世界名作劇場)

愛少女ポリアンナ物語 (絵本アニメ世界名作劇場)

  • 作者: しまだ みちる
  • 出版社/メーカー: ぎょうせい
  • 発売日: 2003/01/01
  • メディア: 単行本



 前回の続きです。

 レミ 

 養子の話が出た時点で断っているのも理由を聞けば納得できます。ビタリスの遺言なのだから、パリにするガスパールの所に行くのもわかります。でも、ガスパールがひどいに人間であるという事はすぐにわかったはずです。それなのに、どうしてミリガン夫人の所に行こうとしないのでしょうか。私は最初、その理由として、子供達の内一人でも逃げ出したら、残った人間がムチで打たれるからではないかと思いました。しかし、それが明かされるのは、かなり後です。レミがその場に留まった理由は不明なのです。
 それなのに、ミリガン夫人が本当の母だと知ったレミは「ミリガンさんが本当のお母さんだったらいいのにとずっと思っていた」などと言っています。そんなに好感を持っていたら、ミリガン夫人の所に行くべきなのです。
 もしかしたら場所が遠かったのかもしれません。ミリガン家のお屋敷の正確な場所は不明ですが、トウルーズ・もしくはトウルーズの近くという事はわかっています。パリからトウルーズまで直線距離で約600キロ。一直線に道があるわけはありませんから実際はもうちょっと距離があるはずですが、600キロと考えてましょう。1日30キロ歩いたら、20日でつける計算です。子供の足で大変かもしれませんが、一度は歩いてパリまで来ているのですから行けなくはないはずです。旅費の問題はありますが、レミは芸人なので芸で金を稼ぎながら、頑張ればなんとかなるはずです。
 直接行くに以外にも手紙を書くという選択肢もあります。ミリガン家のお屋敷の正確な住所がわからないもしれませんが、あれだけの大きさのお屋敷ですし、ミリガン家の名前はどうやら隣国フランスでも知れ渡っている設定のようなので、地元住民や郵便局員は知っているはずです。「トウルーズのミリガン家」という大雑把な住所の書き方でも届いたかもしれません。
 郵便で無理なら、旅芸人などのトウルーズに行く人に手紙を渡して届けてもらうという選択肢もあるはずです。小公女セーラでは、船員に手紙を渡す事にインドの警察に手紙を届ける事に成功しています。
 などといった方法があるのに、レミはそんな事を一切していません。ミリガン夫人との出会いについても他の子供達に一切言っている描写がないのです。

 説明は以上です。この3人の不自然な行動の理由はいくら考えても理由が思いつきませんでした。ですが、登場人物がこういった行動をとるのも仕方がないのかもしれません。本当の母親であるミリガン夫人から養子の話が出たのが11話です。ここで、レミがはいと言ったり、パリに来てからすぐに、ミリガン夫人の所に戻る選択をするとアニメが最終回を迎えてしまうからです。それでは、アニメの放送が半年どころか3ヶ月で終了してしまいます。
 物語を続ける為には、不自然な行動をとるしかなかったのかもしれません。

家なき子レミ (竹書房文庫―世界名作劇場)

家なき子レミ (竹書房文庫―世界名作劇場)

  • 作者: エクトル・マロ
  • 出版社/メーカー: 竹書房
  • 発売日: 2005/01
  • メディア: 文庫



家なき子レミ (4) (講談社のテレビ絵本 (949))

家なき子レミ (4) (講談社のテレビ絵本 (949))

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1997/02
  • メディア: ムック



 前回の続きです。
 ビタリス

 自分が亡くなる直前に、「パリにいるルールシール通りにいるガスパールという男を頼れ」と言っている点が不自然です。
 ビタリスの知人である点や甥のガスパールの証言から推測するに、かなりの高齢であると推測されます。レミを大人になるまで育てるのは、高齢の為に難しいはずです。その上、住んでいるのはルールシール通りというスラム街です。そこは、酔っ払いが絡んできたり、盗みが平然とおこなわれている場所なのです。ガスパールがいくらまともな人間であっても子供の教育には不向きな場所です。
 その点、ミリガン夫人はお金持ちであり、性格もいい人物です。ビタリス自身、一度はレミを引き取って欲しいと頼んでいる所から見て、ミリガン夫人を信用しているはずなのに、なぜ、レミに「ミリガン夫人の所に行け」と言わないのでしょうか。
 このアニメの小説版(原作小説ではなくアニメ版を小説化したもの)では、「やはり、お前をミリガン夫人の所に置いておくべきだった」と言った次のページで、「パリにいるルールシール通りにいるガスパールという男を頼れ」と言っているので、余計に不自然です。

 次回はレミのレミの不自然な点です。

世界名作劇場・完結版 家なき子レミ [DVD]

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  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • 発売日: 2010/03/25
  • メディア: DVD



家なき子レミ 1 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • メディア: DVD



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