新・情報錯乱

アニメ・漫画を中心にたまにゲームの事が書いているブログです

 このタイトルを見ただけで、どうしても悪い意味でマニアックな印象を受けてしまう。正直あんまり期待せずに見た。
 主人公は鮎川美咲で生徒会長。その強気な性格を武器に男子生徒に厳しく接している。しかし、彼女は放課後、メイド喫茶でメイドのバイトをやっているのだった。彼女の家は貧乏でお金を少しでも多く稼がなければならないのだ。そのために、時給の高いメイド喫茶のバイトは、彼女にとってぴったりの仕事だった。しかし、生徒会長をやっているため周りには知られたくない。それなのに、第1話で正体が男子生徒拓海とその他3名にばれてしまう。
 第2話では、学園祭の話がメイン。女子の進学率をあげたい美咲は、さわやかな学園祭にしたい。徹底的に男子生徒のいやらしい企画を全否定していく。そのあまりの厳しさを見た拓海は「そのうち、身動き取れなくなるかもしれないよ」と忠告してくる。
 学園祭当日。大人しくしていると思っていた男子は、「男の戦闘コスプレ喫茶」なるものをひそかにやっていた。美咲にとって、それはいやなもの。激しく糾弾する美咲についに男子達は、怒ってどこかへ行こうとする。このままでは、喫茶店のいる客がほったらかしにされてしまい、怒ってしまう。結局、美咲の改心と拓海の活躍により喫茶店は成功を収めたのだった。
 一見すると、拓海は、やる気のなくてわけのわからない男子でしかないが、1話2話ともさりげなく美咲をアドバイスしたり、ピンチの時には助けたりしている。彼は案外いいやつだ。
 このタイトルには「メイド」という言葉が含まれている。「メイド」というとどうしてもメイド喫茶を思い出してしまう。確かに、メイド喫茶は作中に出てきたが、1話2話を見ると決して悪い意味でマニアックな作品ではないとわかった。メイドは出てくるけど、あくまで他の作品と差別化を図るための手段として取り入れているような気がする。少し趣向を変えた学園ものと考えるべきだ。タイトルだけで内容を決め付けてはいけないことがわかった。

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  アニメ「こばと。」を見た。ひさしぶりのCLAMP作品だ。ストーリーは、行きたいところに行くために、気づいた人々の心を癒す話だ。第1話では、びんをもらうためにマスコットキャラクターいおりょぎから試験を受けることになった。天然ボケの主人公だが、ぎりぎり合格することによって、びんを手に入れることができた。
 目的を達するために散らばっている何かを集めるというストーリー。これは、「カードキャプターさくら」で散らばったクロウカードを集めたり、「ツバサ・クロニクル」でさくらの羽を集めるのと同じ展開ですね。
 CLAMPの大川七瀬が雑誌で語っていたところによると、ストーリーを作る時は、初めと終わりを最初に決めて、その間の細かいところは後から作っていくと語っていたはず。昨今、漫画では最初から行き当たりばったりでキャラ先行で作っていく創作手法が主流だが、それとは反対の手法だ。
 その分、ストーリーやら細かい設定やらは矛盾しないようになるし、わかりやすい。CLAMP作品では第1話で主人公が登場人物やらに何をやればいいのかをしっかり教えてくれるという展開になるのはそのためでしょう。例えば、マジックナイトレイアースでは、初めにエメロード姫を助けるということをクレフから教わる。
 第2話はビデオを撮り忘れたが、第3話は見た。主人公は、いおりょぎに言われたとおり、人々を癒そうとするが、逆に助けられてばかり。部屋を貸してもらったり、傘をかしてもらったりする。普通、こんな親切な人々に出会うことは現実ではまずありえない。
 この3話の最後で、出会った少女の恋の手助けに成功する。その少女の片思いの相手に「彼女と相合傘をしてください」と言うという強引な手ではあったけど。
 主人公がいったい何ものかすらわらない、謎のキャラクターいおりょぎはいったい何者?主人公の行きたい場所はどこなのか?謎だらけだ。
 一見するとわかりやすいストーリーにしておいて、そこに謎をちりばめることによって、視聴者をひっぱるというのはうまいやり方だ。

  
こばと。限定版 第1巻 [DVD]

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こばと。 コミック 全6巻完結セット (角川コミックスエース)
CLAMP
角川書店(角川グループパブリッシング)
2011-08-25




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